大切な人に贈るチョコレートが見知らぬ誰かの幸せにつながっている。
ほとんどの工程を手で仕上げるため、製造できる数は限られますが様々な種類のチョコレート作りにチャレンジしています。
カカオ豆選びは出来る限り現地に足を運びます。品質は勿論、適正価格以上で取引され児童労働や貧困につながっていないかを確認。地域貢献している信頼できるパートナーからカカオ豆を仕入れています。カカオ豆の特徴を活かして作るBean To Bar Chocolate は、カカオ豆の種類だけチョコレートの種類があり、製法を変えたものをかけ合わせれば何種類にもなります。それぞれ異なる製造方法になるため“スモールバッチ(小規模、ハンドメイド)”となるのが特徴です。たとえば、不良豆や不純物などは手作業で丁寧にピッキング。カカオ豆の特徴に合わせて焙煎の温度や時間、スチームの入り切りを調節したり、カカオを砕く時間や滑らかにする時間を変えたり、合わせる砂糖や素材の種類を変えたりなどしています。また、一般的な製品で加えられる添加物(乳化剤・香料)などは一切使用していません。
カカオ豆本来のフレーバーやテイストを活かしブレンドせずに“シングルオリジン”(同一地域の豆)で作るのがBean To Bar の基本です。カカオ豆は大きく分けて3種類の品種が有り特徴が異なるほか、収穫地の気温や気候などの環境・発酵の方法などによって味や風味がそれぞれ異なります。その異なる個性を発見すること、また、ワインのマリアージュ同様、ドリンクなどとペアリングするなどしてその広がりを楽しむことがシングル・オリジンで作るチョコレートの楽しみ方です。
カカオ産地に行ったりチョコレートの歴史を学んだりすることで、チョコレートを作るだけではなくカカオ産地の農家やその家族、周りの環境の事を考えるようになりました。
「みんながハッピーになれるチョコレート作りを目指して。」
私たちがBean To Bar を作るもう一つのモチベーションです。
SATURDAYSのチョコレートにかかわった「生産者」「我々メーカー」「お客様」の誰かだけが得するのではなく、全ての人がHAPPY / 幸せにになれるよう挑戦します。
そして、北海道産のミルクや砂糖はもちろん、十勝(音更)産の大豆や北見のミントを使ったチョコレートなどを作ったり、札幌市内のパティスリーやホテルのカフェのスイーツ用にチョコレートを卸したり、北海道の農家や企業とのコラボレーションにも力を入れています。